スタービーチ、懐かしい響きです。
このサイトが流行った時、僕は高校生でした。
周りに彼女がいる友だちがチラチラ出てきて「自分もこのままではダメな気がする」と思い、受験勉強の合間にやってみようと思いました。
仲の良い幼なじみ(T君)からその存在を教えてもらいました。
T君は小中が同じで家も歩いて1分程度。
ただ、高校が別でタイムラグがあり、たまにお互い暇なときに遊びに行く程度の時間の共有でした。
中学のときから彼女がいて、その彼女とも僕は友だちなため、よくありがちな「最近どうなん?」という質問を会ったときには必ずしていました。
順調かに見えていたカップルでしたがある日、「別れた」とアッサリ言い放つT君。
原因は不明ですが、早くも次の相手候補の話に。
バイト先の先輩やバスで一緒の子や、同級生から紹介やらなんやら恋多きT君が「最近先輩から教えてもらった、スタビで連絡しよる子もおるよ。
教えたろか」とサラッと言いました。

「スタビ??なにそれ?」

一通り教えてもらうと、僕の頭の中は「悪質出会い系サイト」でした。
というのも、高校の部活の後輩が出会い系サイトで女性絡みで、怖いお兄さんに大目玉を食らったことがあり、その類は敬遠しようと思っていたからです。
ただ、このままでは女友だちはいるけど、彼女がいない高校生活として終わってしまう。
今思えば、変な焦りですが、それが僕の人生を大きく変化させるキッカケとなったのです。
僕は不安と緊張が入り混じる中、心拍数を上げプルプル震える指でスタビのアドレスをケータイに打ち込みました。

スタービーチに登録してみたけど本当に出会えるの?

ケータイにアドレスを打ち込むと、かなりうる覚えですがヤシの木の絵が描いてある水色の画面が出てきました。
「こんなんで女の子と知り合えるんかなぁ」と批判的な考えでしたが、地域を選択し検索をかけると一言が載ったプロフィールがズラッと並びます。
中には少し過激な一言の子もいて、当時女性を知らなかった僕は「女性も性欲あるんだ」とアホな解釈をするばかりでした。
その中で同じ地域の同年代の子がいました。
控えめな一言だし、メールするくらいならいいかと思い試しに連絡をしました。
返信はなく、気にかかってケータイをチラチラみていましたが全く動じず。
夕飯を済ませ少し勉強し、風呂に入り家族とテレビを見ていたときに突如バイブ振動が。
きたすぐさまケータイを開けると「彼女か?」と覗くオヤジ!!多感な思春期です。
無言で部屋にこもりに行きました。
柔らかい丁寧な文章が光る画面から見えた時、心の中でガッツポーズです。
何通かやりとりを重ねると、お互いがどんな顔なのか気になってきます。
メール内容からしておしとやかだけど、ギャルっぽいとか通っている高校の評判から人物を妄想したり。
会えたりするのか思い切って「写メ送って」と打ち込み送信しました。
いいけど、そっちから送ってよ!挑戦状を叩きつけられ、それで得るものがあれば!と50回くらい自撮りをし、送りました。
いいじゃん、いいじゃん♪
今まで恋愛経験のなかった僕が初めて男性として評価をされ、舞い上がりました。
そして、「ウチの写メだよ」とのメールが。
そのメールに添付されている画像を開くときがきてしまったのです。

お風呂上りに携帯を確認すると女の子のMちゃんから写メが送られてきました

風呂上がりの熱気とリピドーの興奮がムシムシする自室で、メールの相手(Mちゃん)から送られてきた添付ファイルを開きました。
ドキドキしながら写メを見るとむっちゃかわいいやん!!!
嬉しさと「え?こんな俺がメールしてて、ええのん?」みたいなちょっとした罪悪感にかられました。
メール内容から推測できる同じ地域ネタの信憑性とやりとりが自然な感じで、しかもかわいい!
スタービーチのイメージが一転した瞬間です。
タイプだった僕は、ここで焦ったら嫌われると思い素直な写メの意見を言う程度の返ししかしませんでした。
そのお互い相手の様子を伺うようなやりとりが続き、いつの間にか寝てしまっていました。
朝になり、しまった!と連絡を確認するとMちゃんから「会ってみたい」。

マジかよ!!その日学校でMちゃんと同じ地区に住む友人と話しました。

「俺、彼女できるかも」

気が早すぎる発言でしたが、Mちゃんの信憑性を高めたいが一心に今までの経緯を話しました。
なんとなく恥ずかしかったため、スタービーチの名前は伏せ、友人の紹介とか言ってました。
Mちゃんは僕らの1つ下の学年。
そのため、友人は存在を知りませんでしたけど。
「ちょっと後輩に聞いてみる、お前も気になるやろしなぁ」
なんて、いいヤツ!!
些細なことでも知りたかった僕にとって、神のような一言。
そして、友人が周りに「こいつ、彼女できるかもってー」といいまわる。
おいおい、言いふらすなよ。
クラスの男子ほぼ全員が聞いており、同じ中学の女の子何人からかもからかわれました。
「くまさん(当時の僕のあだ名)彼女できるん??」
女子って、恋愛話好きやな…根掘り葉掘り聞かれました。

学校の友達に冷やかされながら学校を出ました

周囲にニヤニヤされながら、学校を出て自転車を走らせました。
Mちゃんとは同じ地域とはいえ、距離が離れており山の中腹地点に僕の実家があり市内を経由して、海を渡り離島にMちゃんが住んでいました。
交通機関を駆使して行ったとしてもおおよそ2時間はかかるわけです。
頻繁に会いに行くのは、なかなか難しいなと感じていました。
当時のスタービーチのサイトは大きく地域をガサッと区切っていたため、近いといえば近いけど同じ市の端から端でも1つの地域でした。(今もそうなのかも)
学校終わりはなかなか難しいなと感じていると、Mちゃんからメールです。
「バイト無くなったけん、今日会えるよ」
あらあらあら…どうしようMちゃんは離島でバイトしているのではなく、わざわざ市内に出てきてバイトをしていました。
なので、メールをくれた時点で僕の住む地域からバスで20分くらいの市内にいたわけです。
あんまりお金を持ち歩かない僕は、バス代があるかサイフの中を確認しました。
2千円!!高校生からしたら大金です。
何故これだけ持っていたかは、後ほど…僕は近くの駐輪場に自転車を置き、残暑ある時期だというのに緊張感でガタガタ震えながら市内行きのバスを待ちました。
思春期の男の子からしたらなに話そうどこ行こう目見れるかなとかより「手繋ぐタイミングは?」「チューとかすんのかな?」「どこか触れるかな?」なんて直接すぎるほど、官能的な仮定ばかり想像していました。
…情けない!
悶々と想像をふくらまし、変なとこもふくらまし、終点の駅に着きます。

駅からちょっと離れた場所でMちゃんと待ち合わせをしました

駅に着いてメールを飛ばします。
「いまどこ?」
駅から少し離れたパーキングにいるとのことで、僕は歩いてその場に向かいます。
歩いている間も上の空で、どピンク色の想像と変わっていく自分のことを考えていました。
些細なキッカケのスタービーチで、こんなにも行動を起こせるなんて…。
当時の僕は狭く深くの人間で、住んでいる地域で物事をほとんど済ませていました。
遊びに行くのも歩いていける場所、買い物に行くのも家族とどこかに出かけた時だけ、塾も近所などなど。
そのため、人に会うためにわざわざ1人で市内に行くことなんて考えられませんでした。
そうこう考えていると、見えてきましたパーキング!
その淵に制服姿で座っている女の子が1人。
Mちゃんの高校の制服やし、間違いない!
目の悪い僕が遠目で見た感想は、なんか遊んでそう。
スカート短いし制服も着崩していてケータイストラップもじゃらじゃら当時のザ女子高生でした。
まぁまぁそんなことどうでもいい。
大事なのは中身やし。
横断歩道を渡れば顔を合わす距離になりMちゃんも、アイツかな?とこちらをそわそわ見ていました。
で、僕が横断歩道を渡り近づいていくと大きな疑問が頭を支配します。
あれ?写メの人じゃない???けど、面影はありますが少し増量中。
たぶん、会えることが嬉しかったのかアイメイクバッチリで常にキラキラしていました。
なんとなく手慣れた様子で挨拶をされ、じゃあどこ行く?と手を引かれ、童貞の僕の気も当然知らず、ぐいぐいと商店街の方に引っ張って行かれました。
良いように考えよう、積極的なんだな。
良いように考えよう、少しむくんでるんだな。
少しだけ、帰ることを考え始めました。

商店街のなかをMちゃんと手をつないでデートしました

商店街を初対面の女の子と手をつないで歩く。
違和感しかありません。
なんかデートっぽい感じもしますが、そうでもない感じ。
けど、それなりに楽しんだような感じ。
スタービーチにちなんで、お揃いのキャラクターの砂浜に見立てたストラップを買ってみたり、Mちゃんのお気に入りの場所に行って話してみたり。
ウロウロしていると、すっかり暗くなってしまいました。
離島に行くにはバスという手段しかなく、しかも最終も21時代。
ケータイで時刻を確認すると21時を少し回っていました。
まだ帰りたくないワガママを言うMちゃん。
写メと現実が違い、迷っている僕の気持ちなぞ、つゆ知らず。
帰るか帰らないかで少し意見がズレ、思いは平行線のまま時間だけ過ぎていきます。
ハッとした僕はケータイで時刻を確認すると22時を過ぎたばかりでした。
いやーもうMちゃんは、バスでは帰れない。
Mちゃんに、どうする?と聞いてみても「どうしよっか」と他人事。
まだ小銭程度残っており、近くのカラオケが高校生1時間100円だったため、そこに行くか提案をしました。
…Mちゃん500円も持ってない!!バスは定期でした…これでお金を使い果たしたら、今度は僕が帰れない…。

「ちょっと考えよう」

コンビニでカフェオレを買って公園のベンチに座ります。
少し裏路地に入った公園。
その日は初秋の涼しさもあり、冷静に現状を受け止め打開策を考えることができました。
女の子をひとり繁華街に放って帰るなんて、できない!
…苦肉の策ですが、2人して僕の家に行くという結論に達しました。

Mちゃんを自宅に招く流れに!バス亭で運悪く友人と遭遇

スタービーチから初めて会い、その日に家へ招く。
願ったり叶ったりかもしれません。
けど、家族はいないの?と当然聞かれます。
「別に紹介したらいいんじゃない」と言えたのなら格好がついたかもしれませんが実はその日、家は誰もいません。
親父は関東へ出張、母は夜勤、姉は県外に一人暮らし。
先述した2千円のくだりも「晩御飯、これで済ましちゃいなさい」の2千円だったのです。
僕の住む地域のバスはまだ本数があり、駅でバスを待ちました。
バツが悪く、停留所で同じ高校のお調子者N君に遭遇。
お前なんでここにいんの??お互いが顔を合わせて言います。
聞くとN君は市内に塾で来ており、今から帰るそう。
Mちゃんは気を利かせ距離を置いていたので、N君は「お前も塾?」と聞いてきました。
咄嗟に出たウソは「親戚の見舞いで」。
N君と話してて、Mちゃんのことが気になり、連れがいるとMちゃんのとこに戻りました。
スタービーチとは言わずとも「女の子と遊んでた」とはお調子者の彼には言えませんでした。
変なウワサをたてられそうで…。
彼には過去にも「こいつはち◯こがデカイ」とか「こいつ◯◯さんがタイプなんだって」と言いふらされたり。
言わぬが仏かと思い、Mちゃんと一緒にいても「なんか言われたら従姉妹って言おう」と準備していました。
そうこうしているとバスが到着。
遅い時間にもかかわらず、乗車客が多く僕たちは立って乗ることにしました。
向かい合うように立った僕が目にしたのはMちゃん、めっちゃ巨乳!
意識がずっとそちらに向かい、Mちゃんも緊張しているのか20分間ごった返すバスの中なのに、僕らだけスピーカーがオフになったように何も耳に入ってこなかったし発言もしませんでした。

帰宅途中にMちゃんから急に壁ドンされちゃいました

無言のまま目的地に近づき、手持ちが2人分の料金に達しないことに気づきました。
「ちょっと歩こうか」
なけなしの小銭を払いN君に別れを告げ、どっぷりと暗くなった住宅地前で降りました。

「スタービーチで他の子とはメールしてないん?」

何かを確認するかのように聞いてくるMちゃん。
1人とのやりとりでイッパイイッパイな僕にそんな余裕はありません。

「Mちゃんしかおらんよ」

今思えば、引き金を引いてしまった。
この言葉がMちゃんが僕に対するベクトルを強固にするものでした。
10分くらい歩き、バスの中とは打って変わり日常会話が続きます。
駐輪場に着き自転車を取り、帰ろうと向きを変えました。
その道を通らないと帰れないワケではないですが、細く人通りのない暗い道を選択してしまいました。
…そこで事件は起こります。
僕の右手に石垣の壁、僕、押して帰っているチャリ、Mちゃんの順でした。
いきなり!!イキナリ!!!左肩を石垣の方に向かって力強く押され、僕は石垣に叩きつけられました。
「???」
痛くはなかったけど、何が起こったかサッパリわからず「えっ?」「えっ??」と戸惑うばかりです。
自転車をサンドイッチするようにMちゃんかが僕に迫ってきます。
冷静になろうじゃないか。
自転車を起こし止め、相変わらず背石垣の陣。
「どうしたん?ちゅーしたいへぇ…」
面と向かって初めて言われたら、どうしますか?僕は理性がぶっ飛びました。
Mちゃんが写メと違っても、性格がいいかもだし、僕に好意を持ってくれているし、巨乳だし。
そう言い聞かせながらMちゃんを石垣に押し付け柔らかな唇と舌の感触に酔い続けました。

暗闇の中でのMちゃんからの積極的なキスで興奮が収まりませんでした

暗闇の中、何度も唇を重ねようやく落ち着いた僕たちは何か吹っ切れた気持ちでした。

「帰ろうや」

自宅に向かい歩いていきます。
人生初めてのキスは、後日Mちゃんに聞いてみると、石垣に押し付けられたとき。
興奮したとのことでした。
生粋のドMです。
帰宅途中、自宅に帰ったら何しようと考えていると童貞の僕は少し不安になりました。
えっ…このまま卒業?初めての相手はスタビのメル友?頭の中で童貞会議が行われます。
童貞はやはり心から好きな人に捧げるべきだ!いいじゃん、据膳食わぬはナントカやん、ヤれヤれ!…なんも準備してないけど、大丈夫なん?
会議で議論の最中出た素朴な疑問が場の空気を一転しました。
お店はありません。
コンビニにコンドームがあるなんて、知りません。
…怖い!ナマは妊娠する!
童貞の知識なんでナマ=妊娠ですから、今まで感じたこともない恐怖に襲われます。
「…ちょっと、電話かかってきた。この道まっすぐやし先行ってて」
電話かかってきたなんてウソです。
コソコソとT君に電話しました。

「もしもし、いまスタービーチで知り合った子と家の近くにおるんじゃ」
「おーよかったなー、そんで?」
「家に来てくれ」
「は??」

T君をウチに招き、そういう雰囲気を作らせないように仕組みました。
今思えば、かなり失礼なことをMちゃんにしてしまったと大反省です。
家に着きカギを開け、自室ではなくいつも勉強や遊びに使う客間へとMちゃんを招き入れました。
お腹すいていないか、眠たくないか童貞なりに気を遣い、2人は変に距離を保っていました。
と、そのときT君から電話がかかってきました。

なんとかエッチの流れにならないようMちゃんの気をそらしました

T君からの着信が神のように思えました。
「うぃーおつかれー」
玄関の明かりを付け、迎え入れました。
Mちゃんと対面し、僕にスタービーチを教えたことや自分たちの関係を話しました。
おそらくT君なりに気を遣ったのだと思います。
初めはうなづくだけのMちゃんでしたが、徐々に話し出すようになりました。
家にあったカップ麺を食べ、日も変わり睡眠をとることとなりました。
Mちゃんのことも考え、僕は起きていようと思い、Mちゃんの寝床を確保しました。
T君はウチに来たときは適当に雑魚寝なので、自分で寝場所を確保しました。
2人が寝てカップ麺の片付けや着替えなどを済ませ客間に戻ると、うつ伏せで寝ていたMちゃんがうっすら目を開けていました。
「どうしたん?ねれない?」
「…部屋に行きたい」
どうやら僕の自室を見たいようで、T君を起こさないよう静かに2階に上がりました。
姉と共同で使っていた部屋は二段ベッドと2つの勉強机、ピアノが詰め込まれています。
床は80cm幅くらいの人が行き来するには少し狭いスペースです。
「こんな感じなんじゃね、どこに寝てるの?」
二段ベッドの上に登りいつも寝るように横たわるとMちゃんも一緒に入ってきました。
「続きしようよ」
たまらなくなった僕は少し強引に唇を奪うとMちゃんのブラウスの上から胸を鷲掴みしました。
上下に動く彼女の胸を直接見たくて落ち着きながらボタンを外していきます。
タンクトップを着ていましたがお腹から首の方までこじ上げ、綺麗な谷間の弾力ある肌が露わになりました。
初めて生で見る同世代の女の子の下着姿に興奮が収まりません。
強引に谷間から手を入れ、予想以上に柔らかく小さな乳首の感触にこの上ない衝撃を受けました。

普段姉と共用の部屋でMちゃんとベットに入ってしまい興奮が止まらなくなりました

柔らかくハリのある乳房に顔を埋め、本能の赴くまま指や唇が動きました。
Mちゃんには少し荒っぽくてすまない気持ちもありましたが、止められません。
彼女もすべて受け止め、僕の背中を優しく包みます。
「いくとこまでいくかも」
自分でT君を呼んでおきながら、都合が良くなると掌をひっくり返して、なんと情けない!
頭の中でそう思う反面、いいからやっちゃえと悪魔のささやきも聞こえます。
そこにリピドーが加わりぐちゃぐちゃな気持ちのとき…下もとか細い声で囁くMちゃん。
はいわかりましたと黙ってスカートをめくり、変態オヤジのようにスカート内に頭を突っ込み間近で下着を凝視します。
こんなトントン拍子でいいのか。
今更と思いますが、当時の僕にとっては初体験ばかりで手探りで得体の知れぬものばかり掴んでいるようでした。
荒々しく息を立て下着を脱がすと想像とはかなり違うアダルティな下半身が薄暗いなか見えました。
「恥ずかしい」
自分から言ったくせにと、思いながらもなにをすればいいのかサッパリわからずとにかく指で恥部を弄ります。
僕の人差し指がスルッと入る溝があり、自分が持つ最高の知識でそこを刺激してあげることが快楽につながるのだと理解します。
ヌルっとした液体に包まれ人差し指は奥へ奥へと進入しました。
衝動にかられ小刻みに指を動かすと、声を出すことを我慢して漏れる「ん…」という息が妙にいらやしく感じ指に拍車をかけます。
ふと冷静に「スタービーチでメル友がいるだけでも満足だったのに…ここまで来るならこの際、いろんな体験をさせてもらおう」と脳裏をよぎりました。
そのときッ「痛い!」激しくしすぎて粘膜を傷つけたかMちゃんの刺さるような声でハッとしました。

童貞の知識では上手くリードが出来ませんでした

ごめん!!咄嗟に指を引き、出血がないか顔をMちゃんの恥部に近づけました。
そんな大事じゃないよケタケタ笑いながら恥ずかしがっている姿にホッと胸を撫で下ろしました。
と…服の上からMちゃんが僕のいきり勃つ股間を右手で優しくさすってきました。
「気持ちいいことしてあげよっか」
抽象的な表現は何を示すか、すぐわかりました。
僕はすぐさま下半身を露出しMちゃんには顔に近づけます。
おっきいねたった5文字がこんなにもゾクゾクしてくれるなんて、未知の世界です。
こちらの心の準備などお構いなしにMちゃんは一直線に勃つ僕の肉棒をほうばります。
すっごいぬるぬるしてあったかいいやらしくクチュクチュと音を立てMちゃんの右手と頭が上下していました。
時折舌で形を確認するかのように、Mちゃんは唾液を擦りつけていました。
2人とも荒々しく息を立て部屋に湿度が充満します。
果てそうになるとき感づいたのか、それまで激しかったMちゃんの行動はピタッと止まります。
「ま◯こに入れて」
えっ!女の子もそんな言葉使うの?一気に冷静になりました。
冷めたわけではなく、正気に戻った感覚です。
なんか、今じゃない。
「嫌…」
咄嗟に口にしてしまいました、彼女にこんな言葉まで言わせておいて。
一瞬、時が止まり啜り音が聞こえてきます。
焦った僕はそれっぽい言い訳をしどろもどろ並べますが、後の祭りです。
彼女をとにかく落ち着かせ、服を着せようとするも自分で着ると、ふてくされていました。
女の子の敵だなと思いました。
男としてやってはいけないことだと感じました。
世界一格好悪いと頭の中で何度も繰り返しました。
言い方は悪いですが、スタービーチのような所謂出会い系には俗に言うヤリチンヤリマンが多く存在し、Mちゃんの積極性から「この子も」とどこかで密かに思っていました。
しかし、目の前で大粒の涙を見ると、実はそのような人物は男は女を求め、女は男を求める至極当然の自然摂理だし、むしろ自分の方が圧倒的にタチが悪いのではとMちゃんに対して謝罪以外思いつきませんでした。

機嫌を損ねたMちゃんと共にT君の元に戻り機嫌を取ろうと努力しました

落ち着いたMちゃんは服を着てぶきっちょ面でした。
浅はかな行動で激しく後悔しながら共に階段を降りていきます。
2階での一悶着もつゆ知らず、T君はぐーぐー寝ていました。
機嫌をこれ以上損ねまいと気を遣い話しかけますが、暖簾に腕押し状態。
それでも、自分が悪いのだからと精一杯気を遣ったつもりでした。
いつの間にか始発バスが出る時間となり、朝一のバスで帰る旨を告げられました。
送っていくと伝えても激しく断られ、結局1人で帰って行きました。
取り返しのつかないことをしてしまったと感じ、深く寝ていたT君を起こします。
「外に行こう」
むにゃむにゃ言いながらそう聞こえたので立ち上がり、玄関の引き戸を開けます。
手慣れた様子でタバコに火をつけ、大丈夫かと聞いてきました。
経緯を話すと、「そりゃ女の子が可哀想じゃわ」とイメージににつかわない発言で、コイツも気づくようなことを僕はやらかしてしまったと、崖から突き落とされた気分でした。
「いくらスタービーチっていっても女の子は女の子なんじゃけん、優しくせんにゃ」
突き刺さった言葉は今でも僕の戒めとして、心に留めています。
結局その夜にMちゃんから何事もなかったかのようにいつも通りメールが着ました。
「今度はウチに泊まりに来てよ」
本来喜ぶべき言葉なんでしょうが、なんとも言えない恐怖がありました。
なんかされるんかな、と。
けど、原因は僕だし断る明確な理由もないため承諾しました。
Xデーまでは気が気でなく、いろんな男友だちに相談しまくりました。
その相談の時に、実はコンビニにコンドームが売ってあることを初めて知りました。
準備不足…。
まぁ次回の訪問は必要ないと思うと都合の良いように考えを曲げ、また傷つけようとしていました。

母には友人宅に行くと嘘をつきMちゃんの家へ

ついにXデーの日。
母には友人宅で勉強するとウソをつき、家を出て行きました。
バスに乗り込みMちゃんのバイトが終わる時間まで1人駅前をプラプラします。
今の俺って周りからどう見られてるんだろ。
女の子の家に行くなんて、小学校の頃近所の休んでいる同級生にプリントを持っていく時以来でした。
ましてや、泊まりなんて…。
チラチラ時計を確認し、彼女のバイト先の近くのコンビニで待ちました。
「あ、ゴムある」
しかしなんとなく勇気が出ず買いません。
若いなぁと、Mちゃんからメールです。
「終わったよ!どこおる?」
合流してバスを待ちます。
その間も同じバスを待っている人に自分はどう映っているのかが気になり、ソワソワしていました。
バスが着て、1番後ろの広い席の左側に詰めます。
Mちゃんの高校には僕の中学の同級生もいました。
その子の存在はあまり記憶にないんですが、Mちゃんと仲が良いらしくその子と今日一緒にお昼だったとか、普段相談し合ってるなどごく一般的な高校生の話をしていました。
思えば、現在は年齢制限などかかり、高校生は出会い系に登録できないでしょうが、当時一斉ブームだったスタービーチはその辺りが整備されておらず、大人でも気軽に高校生と接点を持てたようです。
年は1つしか違わないのに、俺女子高生と密接になっちゃったんだとイケないことをしている気持ちでした。
自分も高校生のクセに。
咄嗟にMちゃんはカバンからMDを出しイヤホンの左側を僕に差し出しました。
「この曲好きなん、聞いて!」
声でコブクロとわかりました。
初めて聞くblueblueという曲が僕にとって青春の曲となった瞬間でした。

心や体やコンドームの準備は万端!いよいよMちゃんの家へ

バスはわずかな明かりを辿り離島へ繋がる橋を渡りました。
ついに来てしまったのです。
バスを降りトボトボ歩いていくと古ぼけたレンタルショップがありました。
「ちょっと寄るから」
なんか借りるのかなと思ってついて行くと、受付というかほぼ番頭のような作りの席にいかにも海沿いで暮らすおばさんが座っています。
ママ、今日この人泊まるけん。
「ママ!?マ…ママ?!!」
咄嗟に挨拶をするとニコニコ迎え入れてくれて、ご飯は食べているのかと気を遣ってくれました。
駅前で少し軽いものを食べていた僕は、大丈夫だと感謝の言葉を述べ「じゃあ、帰ろう」とMちゃんに手を引かれました。
住宅地が見え、家路につき招かれると妹が迎えてくれました。
妹は中学3年で健康的に日焼けした元気はつらつ少女です。
彼氏?彼氏??姉妹の普段通りのやりとりがまた違うMちゃんの一面を見せてくれました。
3階建ての家で姉妹の部屋は3階に向かう階段を登りきった左右に存在していました。
右側のMちゃんの部屋に入るとぬいぐるみやちょっと大人びた感じのインテリア、シックな家具と年頃の女の子の部屋な印象でした。
月明かりが天窓から差し込み、それだけでもある程度視認できる明るさでした。
「お風呂どうする?私は入る」
郷に入っては郷に従え僕もそうすると告げました。
月明かりに照らされたMちゃんが妙に色っぽく、気持ちが徐々に高ぶります。
「ちゃんと言ってなかったし、順番バラバラだし、出会いはスタビ(スタービーチ)だしけど、私好きになっちゃったんだ…」
へ??告白??あっけに取られ、僕は前回の出来事を話題に出し、心いっぱい謝罪をします。
こんな俺でいいなら月明かりに照らされた中、僕たちは本能の赴くままキスを繰り返し互いの衣服を剥ぎ取りました。

僕がスタービーチやMちゃんから学んだことはたくさんありました

その夜、僕はついに大人の階段を登りました。
Mちゃんとは結局1ヶ月付き合って別れてしまいました。
初めての彼女でたくさん迷惑もかけたし、いろんなことを1ヶ月の中で経験させてもらいました。
高校を卒業して、県外の大学に進学した僕はそれ以来スタービーチを利用していません。
けど、スタービーチがきっかけで人生の大きな一歩を踏め、Mちゃんに女性に対する接し方や男女間での許容範囲みたいなものを教えてもらえたことは事実です。
僕にとっては良いサイトだったなと思います。
大学時代には3人とお付き合いしました。
気の強い先輩をおとしてみたり、根暗な美人をおとしてみたり、気の合った子と5年以上も関係を持たせてもらったり…どの子も自分から進んで告白しましたが、最後は全員振られました。
その度に高校時代の一件を思い出し、誰しもが自分を成長させてくれたんだと考えるようになりました。
社会人になり、一時期荒れていました。
現在の出会い系で不特定多数の女性と関係を持ち、平気でとっかえひっかえしました。
正気に戻るきっかけは確かには掴めませんでしたが、おそらく虚しくなったんだと思います。
ごくたまに、スタービーチという言葉を聞く機会があります。
今回も利用経験者ですし「懐かしいなぁ」と作業に移りました。
思い出しながら曖昧な点もありましたが、原点を見つめ直すきっかけになりました。
持論ですが、出会うきっかけが何であれ、一瞬です。
出会うことよりも一緒に過ごすことを重視して、良い人に巡り会うことが人生を豊かにすると思います。
出会い方でな悩んでいる人に対しては、出会い系は実は最適なツールだと思います。
可能ならスタービーチの復活を願っています。
ありがとうございました。